システムキッチンの設置手順
システムキッチンの設置する場所を確認していただくこと

STEP1
まずキッチンの梱包を確認しましょう。梱包に傷や破損などがないか、確認してください。次に送り状、商品明細を確認しながら、品番・数量をチェックしてください。次に、設置場所に、ビスで固定する位置に、下地があるかを確認します。(無い場合は、12mm厚以上の合板などを接着してください。)また、給排水、電源、ガス管、フードの 排気口の開口位置など、必要な場所にあるかを確認してください。
取付下地(厚さ30mm以上、高さ100mm以上)が指定どおりに使用されていることを確認してから、取付けてください。
※取付木に十分なネジ保持力がないと、使用中にユニットが落下し、怪我をする恐れがあります。
キッチン設置間口寸法 (X 1) |
壁から給水位置まで (X 2) |
壁から排水位置まで (X 3) |
|
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2130R/L | 2130mm | 1346mm | 1646mm |
2430R/L | 2430mm | 1646mm | 1946mm |
2580R/L | 2580mm | 1796mm | 2096mm |
2730R/L | 2730mm | 1946mm | 2246mm |
※表はLの場合になります。Rの場合は左右逆になります。
設置する場所をわかるようにします

STEP2
ウォールキャビネットやベースキャビネットを設置する場所に印をつけて設置しやすくします。(墨打ち)このとき、水平・垂直になっていない場所などは、最も出っ張った場所を基準として印をしてください。
壁面の壁側から位置を決めていきます。

STEP3
一般的には、壁側にはレンジフードが設置されることがほとんどなので、標準フードPSH-9070フードの取付けから説明を始めます。下記の位置に仮止めようのビスを打ち、壁に固定します。
取付下地(厚さ30mm以上、高さ100mm以上)が指定どおりに使用されていることを確認してから、取付けてください。
※取付木に十分なネジ保持力がないと、使用中にユニットが落下し、怪我をする恐れがあります。
壁のコンセントなどの移設が発生する場合は、電気工事士など有資格者に工事を依頼するようにしてください。違法な工事は1年以下の懲役、もしくは3万円以下の罰金、仮に火災が発生してしまった場合、火災保険が使えないなどのデメリットがあります。
レンジフード横にウォールキャビネット(オプション)設置します


ウォールキャビネットの内側から、上記の図位置に貫通の下穴をあけます。

STEP4
レンジフードと接するウォールキャビネットの外側を同梱の不燃材(I)(J)にて化粧します。その後、レンジフードの横からウォールキャビネットを取り付けますが、上図(ウォールキャビネット取付時の注意)にあるように、水平・垂直のバランスを見ながら固定します。
床にベースキャビネットを設置します

※壁側にくる、全てのフロアキャビネットに必要な加工となります。

※巾750カネキャビの場合
同梱のパーツを用い、図3のように組み立てます(図はLです)
①~⑤の順番に組み立てます。

壁へ固定する穴は、下地を確認して、現場にて下穴加工してください。

壁へ固定が終わったあと、キャビネット同士を連結し、シンクキャビネットを図のように配管スペースカバーに穴加工をした後、上から差し込んで目隠しします。
STEP5
ベースキャビネットは壁際に来るキャビネットの外側に上図のようにフィラーを取り付け、壁際に設置します。この時、床の水平が出ていなかったり、壁の一部が出っ張っていたりした場合は、隙間を埋めるなどの調整をしてください。
ベースキャビネットの上にワークトップを設置します

STEP6
ワークトップは最初に必ず仮置きしてください
ベースユニットの取付が完了していることを確認してから、天板を仮置きしワークトップとベースユニット両側面の収まりが左右均等になるように振り分けて合わせます。(壁側にフィラーt=10mmが入っていることを確認してください。上〈図1〉の①~④の位置でキャビネットの前部と後部のアングルでE)のビスで固定します。
※このとき、水栓・排水トラップをつけずにワークトップを仮置きしてください。破損の原因となります。
固定位置は2580Lです(寸法が変わっても固定位置は一定です)
※サイドパネルを設置する際は必ず、キャビネット内側から固定してください。
ビルトイン機器などを設置します
STEP7
混合水栓や加熱機器・棚下灯などのビルトイン機器は有資格者や経験のある技術者に依頼してください。