メラミン化粧板(カウンター表面材)の特長

メラミン化粧板(カウンター表面材)の特長

メラミン化粧板

メラミン化粧板は紙に熱硬化性樹脂(メラミン樹脂、フェノール樹脂)を含浸させ高温高圧で成型した厚さ0.4~1.2mmの化粧材です。優れた意匠性、表面物性を持ち、天然素材をしのぐ高機能意匠材です。
※メラミン化粧板はJIS K 6903 の外観基準に基いて検査出荷しています。

表面色が最も生える化粧板コア

化粧板コア

化粧板コアに表面色に最適なホワイトコア、グレーコア、イエローコア、ブラウンコア、ブラックコアの5色を使用。
表面柄は、くすみの無いホワイト、濁りの無いカラーを実現しました。

メラミン系カウンターの芯材

芯材
環境への配慮

環境への配慮について

ホルムアルデヒドの放散量は、新建築基準法に対応したF ☆☆☆☆であり、使用面積の制限を受けない、空気環境汚染に配慮したカウンターです。
素材・接着剤にはフタル酸エステル化合物、トルエン、キシレンを使用していません。

合板と耐水MDFの試験データ

項目 合板(Type Ⅱ) UタイプMDF(非耐水・針葉樹系) 耐水MDF 備考
比重 0.59 0.72 0.74
曲げ強度 440kgf/cm² 377.4kgf/cm² 360kgf/cm² JIS A 5906
木ネジ保持力 89.3kgf 58.6kgf 55.4kgf JIS A 5906
吸水厚さ膨張率 1.7% 6.1% 1.56% 24時間浸漬後

※試験データのため、保証値ではありません。上記データでの測定値に差はありますが、どちらの結果も実用上(通常使用)の性能は十分であると考えています。

メラミン系カウンターの厚みサイズについて

本文掲載の図面内の厚み表記は呼び厚さであり、実際の仕上がり寸法は若干薄くなりますので、連結時・加工時にはご注意ください。

ポストフォーム加工とは

ポストフォーム加工

ポストフォーム加工

ポストフォームとは、耐水MDFなどの木質基材に接着剤を塗布し、メラミン化粧板に熱・圧力をかけ、基材形状に合わせて成形する加工技術です。堅牢さ、メンテナンス性、清潔さなどメラミン化粧板の優れた物性が、ポストフォームカウンターの特長です。また、前垂れからバックガードまで一体成型するので、繋ぎ目のない綺麗な納まりが可能です。

メラミン化粧板とポストフォームカウンター形状の対応可否

Rグループ

一般ポストフォーム加工品

メラミン化粧板の最小曲げR(7R・10R)により、グループ可された柄からお選びいただけます。
各カウンター形状にある、対応する最小曲げR(7R・10R)の表示を目安に、カウンター柄をお選びください。

小R

小Rポストフォーム加工品

メラミン化粧板の最小曲げRに関わらず、コア色と仕上げにより対応可否が決まります。

一般ポストフォーム加工

一般ポストフォーム加工

専用メラミン化粧板を加熱、接着、成型する技術です。メラミン化粧板のコア種類・仕上げ種類により、最小曲げRが異なります。

小Rポストフォーム加工

小Rポストフォーム加工

従来のポストフォーム加工に加え、芯材の角部に合わせてメラミン化粧板を特殊加工し、小Rで成型する技術です。ブラックコア・ホワイトコアM仕上げ(艶有り)を除く、ほとんどのメラミン化粧板に対応可能です。

一般表裏巻き込みポストフォーム加工

一般表裏巻き込みポストフォーム加工

カウンター表面 → 木口面 → 裏面の3面を1枚のメラミン化粧板で曲げ込む技術です。最大Wサイズは限定されますが、裏面まで連続して化粧されるため、たわみに強く、棚板・側板などに最適です。

小R表裏巻き込みポストフォーム加工

小R表裏巻き込みポストフォーム加工

小Rで表裏巻き込みポストフォーム加工をする技術です。最大Wサイズは限定されますが、裏面まで連続して化粧されるため、たわみに強く、棚板・側板などに最適です。

小R表裏同柄ポストフォーム加工

小R表裏同柄ポストフォーム加工

小Rでポストフォーム加工に加え、裏面を別途、同柄メラミン化粧板貼りにする加工です。最大Wサイズを保持したまま、カウンター裏面を化粧するときに最適です。

メラミン系カウンターの優れた物性

耐熱性に優れています。

オイル鍋試験

オイル鍋試験

オイルを入れて温度180°Cまで加熱した鍋を、20分間放置し表面の変化を見ました。
試験方法はJIS K 6902による
※物性検証の画像です。使用時は必ず鍋敷きをご使用ください。

オイル鍋試験_集成カウンター

集成カウンター

鍋底設置部分が変色し、塗装がひび割れ。

オイル鍋試験_オレフィンカウンター

オレフィンカウンター

鍋設置部分のツヤが落ちた。

オイル鍋試験_アクリル人大カウンター

アクリル人大カウンター

鍋設置部分のツヤが落ちた。

オイル鍋試験_メラミン系カウンター

メラミン系カウンター

ほとんど変化なし。

耐久性に優れています。

鉛筆硬度試験

鉛筆硬度試験

試験体の表面に2Hの鉛筆で約1kgの荷重を加えて直接書きなぐり、半分を消しゴムで消しました。

鉛筆硬度
鉛筆硬度試験_タモ集成カウンター

タモ集成カウンター

表面に著しい書き跡が残った。

硬度試験_オレフィンカウンター

オレフィンカウンター

外観はあまり変わりないが、わずかなへこみあり。

硬度試験_アクリル人大カウンター

アクリル人大カウンター

変化なし。

硬度試験_メラミン系カウンター

メラミン系カウンター

変化なし。

耐薬品性に優れています。

耐薬品性に優れています。

薬品の種類によっては、汚れが落ちにくい場合があります。
※アイカ工業株式会社比

耐汚染性に優れています。

耐汚染性試験

耐汚染性試験

耐汚材料を試料表面に滴下なたは不着させ、時計皿をかぶせ、16~24時間静置させた後、水洗、アルコール洗浄し表面の変化を肉眼で調べました。
試験方法は JIS K 6902による

耐汚染性試験 集成カウンター オレフィンカウンター アクリル人大カウンター メラミン系カウンター
紅茶・コーヒー・しょう油
1%ヨウ素アルコール溶液 ×
ガソリン・アセトン・オリーブ油 ×
事務用インキ ×
クレヨン・くつずみ
染料
2%マーキュロクロム液
  • :変化なし
  • △:軽微な変化
  • ×:強い変化

メラミン化粧板カウンターおよび加工品をご使用になる際のご注意

  • メラミン化粧板は、水・油などの拭き残しによる跡残りや、擦れ等での表面の擦り傷、艶の変化、エンボス・柄が消える現象等が発生する場合があります。
    メラミン化粧板は耐久性があり、汚れに強い化粧材ですが、色柄、表面の仕上げ、使い方、汚れの種類等により、傷や汚れの目立ちやすさが異なります。またトイレや食器などのかたいものが頻繁に擦れるような箇所で使用されると、艶が変わる恐れがありますので、ご使用箇所にご注意ください。一般的には濃色ほど、艶有り仕上げや艶消し仕上げなどフラットな仕上げほど、擦り傷や汚れが目立ちやすくなります。
  • メラミン化粧板は水に濡れたまま放置しますと、水滴(ミネラル成分)による落ちにくい水垢不着の原因となります。
    ご使用後は水滴が残らないように拭き上げてください。
  • メラミン化粧板の濃色は特に、仕上げの艶のわずかな違いで色調のバラツキが生じることがあります。
  • 拭き取り性は色柄・仕上げ(艶)により異なります。