レンジフードの交換をご検討中の方へ
お使いのレンジフードに「ガタガタ音がするようになってきた」「いくらお掃除しても油汚れが落としにくくなった」「洗剤で塗装が落ちてしまった」などの症状はありませんか?
大きな費用がかからなければ新品に交換したい、とお考えの方に、レンジフードの選び方など交換時のチェックポイントをご紹介します!!
【目次】
- 1.レンジフードの選び方をご紹介
- レンジフードのサイズ
- レンジフードのサイズの測り方
- 前幕板とは
- レンジフードの種類
- シロッコファンとは
- 2.買い替えにあたって
- こんな症状ない?チェックポイント
- 修理?交換?悩んだときは
レンジフードの選び方をご紹介
レンジフードのサイズ

レンジフードには600(mm)、750(mm)、900(mm)の3種類のサイズがあります。
国内で販売されているレンジフードはほとんどこの三種類です。(まれに規格外の商品もございます)
当社は3サイズ全て販売しておりますので、ほとんどのお客様のキッチンの幅に対応しています。
レンジフードのサイズの測り方
レンジフードのサイズを測る場所は、「①幅」と「②総高さ」の2か所です。

① 幅
幅とは、そのままレンジフードの横幅です。
画像のように、フードの前面部の横幅を測ってください。
ここの幅が、当社で販売している「600」「750」「900」のどれかに当てはまります。(中には規格外の大きさのレンジフードもございますのでご了承ください。)

② 総高さ
総高さとは簡単に言うと、レンジフードを取り付ける場所の高さです。
画像のように、レンジフードの下から天井までを測ってください。
※もしも、吊戸棚とレンジフードの高さがあってない場合は、フードを外した画像を参考に測ってください。
このサイズによって、これから説明する前幕板をお選びいただきます。
前幕板とは


前幕板とは、ダクト類を隠すための板です。
大きく見える薄型レンジフード本体は、実は画像のように小さいです。また、前幕板を付けることで隣の吊戸棚との高さを合わせ、すっきりと見せることができます。
レンジフード前幕板詳細表
前幕板はレンジフードとセットで販売しております。
例えば、幅600のレンジフードには、総高さ600用の前幕板が同梱されています。
しかし、必ず幅600のレンジフードの高さが600とは限りません。その場合は、別売で前幕板の高さ500と700も販売していますので、一緒にご購入ください。
単位 mm | 総高さ500用 | 総高さ600用 | 総高さ700用 |
---|---|---|---|
幅=600 | ○ | 同梱 | ○ |
幅=750 | ○ | ○ | 同梱 |
幅=900 | ○ | ○ | 同梱 |
レンジフードの種類
さて、交換しようという場合、気になるのは自宅のレンジフードがどんな種類なのか、何が合うのかという点ですね。
ここではファンの種類と、ファンを覆っているフードの種類を説明します。
ファンの種類
現在主流のレンジフードは、"シロッコファン"です。
プロペラファン

壁に穴を開けて直接設置します。新築で使用することは現在ほとんどありません。
メリット- 吸い込みが強い
- 外気の影響を受けやすい
- 設置場所が限られる
ターボファン

水車のように作りが平らで薄いです。ダクトにつないで設置します。
メリット- 排気方向を自由に選べる
- 天井が低い場所に設置可能
- 使用時の音が大きい
当社採用 シロッコファン

風を掻きだす構造になっています。ダクトにつないで設置します。
メリット- 排気の力が高い
- 音が静か
- 外気の影響を受けにくい
- プロペラファンより吸い込みは弱い
フードの種類
ブーツ型が多く出回っていますが、最近人気で流行してきてるのは"薄型"です。
フードがないタイプ

ファンが裸で付いています。プロペラファンが使われます。
メリット- お掃除がファンだけで済む。(フィルターなどがない)
- 排気方向が選べない
- 油煙が拡散し、天井や壁が汚れる
- 外壁も汚れやすい
- 見た目が安っぽい
深型・ブーツ型

フードの口が広く深いのが特徴です。シロッコファン、プロペラファンが使われます。
メリット- 油煙の受け口が広い
- 価格が安い
- 内部が広く掃除しにくい
当社採用 薄型、スリム型

薄くすっきりとしたデザインで現在主流です。主にシロッコファンが使われます。
メリット- お掃除がしやすい(フィルターレスも現在は多い)
- 凹凸が少なく、汚れにくい
- フードがないタイプ、ブーツ型に比べると価格が高い
シロッコファンとは
プロペラファン

壁に直接設置します。
シロッコファン

ダクトにつないで設置します。

上の図のように、プロペラファンとシロッコファンでは取り付け方に違いがあります。
開口部を大きく取り、壁に直接設置するプロペラファンは、外気の影響を受けやすいです。
それに比べると、主流のシロッコファンは風を押しだす力が強く、外気に影響されにくいです。また、マンションや集合住宅にも設置が可能です。

また、ブーツ型のフードは、フードの内部が深く広いので手が届かないところまで汚れ、フィルターを洗うのも大変ですね。
最近の薄型スリム型は、フィルターレスのものもあり、お掃除もらく!というメリットがあります。
当社のレンジフードもフィルターレスです!
ベルマウス(画像の黒いリング)をはずし、中のファンを掃除できます。
レンジフードの買い替えにあたって
こんな症状ない?チェックポイント
Check!!
- 10年以上使用している
- 吸い込みが悪く換気ができていない
- 換気扇から変な音がする
レンジフードの耐久年数はおよそ10年です。
表からはきれいに見えても、中でずっと回り続けているモーターは日々劣化していきます。
揚げ物の後のにおいが時間がたっても消えないな、換気している際の音が大きくなった気がする、10年近く使用している。そんな場合は交換のタイミングかもしれません。
換気するための電化製品。そんなシンプルなレンジフードですが、放っておくと火災につながることもあります。
こまめな清掃や適切な時期の交換を行うことで、安全に快適に使いましょう!
修理?交換?悩んだときは
さて、レンジフードの不具合が見つかったとしても、修理しようか交換しようか悩みますよね。
修理で安く直るならその方がいいとお思いの方。最近のレンジフードは新しい機能が付いているので、買い替えもお得なんですよ♪
Check!!
- フィルターレスでお掃除楽ちん
- LED照明で球の交換がほとんどない
- スリムな薄型でキッチンもすっきり
もし修理をお考えなら、使用している期間も考慮の上、新しいレンジフードへの交換を考えてみてはいかがでしょうか。